山田哲人はなぜ神なのか
みなさんこんにちは、はじめまして、なまむぎと申します。
Twitterのフォロワーの方から勧められてノート書いてみることにしました。一読頂ければ幸いです。よろしくお願いします!
突然ですが、自分はヤクルトファンです。幼い頃は父の影響から巨人を応援していました。(といってもただ見るだけで特に好きとかではありませんでしたが笑笑)その後埼玉県民ということもあり、ライオンズの試合もちょくちょく見にいってましたが、ヤクルトのある選手に沼に引きずり込まれてしまいました。誰だかわかりますかね、、今年メジャーから帰ってきた、そう青木宣親様です!小学生ながらに青木のすごさに取り憑かれてたんです、見る目ありますね自分笑笑
冗談はさておき、その青木もメジャーへ行き、自分も中学の頃は部活に勉強に忙しかったもんで段々と野球を見ることは少なくなりました。
しかし、そこでまた熱をくれたのが、山田哲人でした。日本シリーズの3連発忘れられません!塾帰りに迎えに来てくれた母親がとても興奮していました笑笑日シリの1試合3連発、3度のトリプルスリーはNPBでは彼しかいません。彼はオンリーワンなのです。
では、彼は何がすごいのか彼の記録を少し書いてみます。
2014(.324、29、89、15)
・セパ交流戦優秀選手
・6ヶ月連続先頭打者ホームラン※
・右打者シーズン最多安打※
・4打数連続ホームラン※
・最多安打
2015(.329、38、100、34)
・トリプルスリー①
・ホームラン王、盗塁王同時獲得※
・最高出塁率
・MVP
・日本シリーズ1試合3連発※
2016(.304、38、102、30)
・トリプルスリー②※
・盗塁王②
2018(.315、34、89、33)
・トリプルスリー③※
・盗塁王③
・12試合連続打点(歴代2位)
・130得点(歴代3位)
※はNPB記録
出典
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%93%B2%E4%BA%BA
(Wikipedia出典で申し訳ありません、、)
神ですね。唯一無二といっても過言ではないでしょう。しかもまだ最盛期を残してる気もします。数字がすごいのはもちろんですが、彼はなぜこれだけの成績が残せるのでしょう。
①スイングスピードの速さと確立された打撃
彼のスイングを見ればスイングスピードが速いことがわかります。山田哲人はよく身体は小さいと言われますが、スイングスピードはバレンティンに次いでチーム2位。180cm、76kgと除脂肪体重はホームランを打つ基準を超えているそうですが、スラッガーにしては小さいです。しかしスイングスピードは速い。更に彼はバットにボールを乗せるのが上手いため、フライが打てる。彼は球界でも有数のフライボールバッターであり、彼のバッティングは技術の結晶です。また彼はホームランをセンターからレフトにしかほとんど打ちません。YouTubeなどで動画を見てもらえればわかります。いわゆるプルヒッターというやつですね。彼のように引っ張り方向ばかりでもホームランは量産でき、超一流の成績を残せるのです。広角に打てばいいというわけでもないんですね。ホームランを打つポイントが引っ張り方向に多いんでしょうね。彼はかなり特殊なスラッガーなのです。ちなみにインコースを捌いたレフトへのホームランは芸術です!
②卓越した選球眼
彼は選球眼がとてもいいです。自分はこの部分は毎年進化していると感じています。まず彼はボール球を振りません。待球型っていうタイプなのかもしれませんね。塁にもかなり出ます。ボールを見極められるから、好球を打てるし率も残り成績も残りやすい。今年は出塁率も.430を超え、四球も107を数えました。①で書いた打撃は②の選球眼に裏打ちされているのでしょう。
③盗塁
個人的には山田哲人は盗塁が実は一番すごいのではと思ったりもします。まず彼は失敗しません。当たり前のように決めます。盗塁成功率は90%近くで甲斐、高谷、小林、梅野レベルではないと相手にもならないでしょう。彼は足はもちろん速いですが、モーションを盗むのがとにかく上手い。投げるか牽制かわかるから思い切ってスタートを切れるのですね。そして何と言っても彼の盗塁のすごいところは、セリーグファンの方ならわかると思いますが、守備側は絶対に走られたくないところ、失敗できないところでほとんど確実に決めます。今年の逆転勝ちの多さの要因の一つだと思います。彼の盗塁の素晴らしさ、真髄はそこにあると思います。あと1アウトでも当たり前のように決めます。彼のようにここぞという場面で当たり前のように盗塁を決めきる選手がNPBに何人いるでしょう。
①②③は個々の話のようで繋がっています。選球眼がいいから塁に出やすい、塁に出ると盗塁をされる、選球眼がいいからバッティングも洗練される、フィールド上にいたらとにかく嫌な選手ですね。そして、平均以上というか上手いセカンド守備。セカンドというポジションでこの成績を残していることに大きな価値があると思います。ほかのチームに差をつけやすいですからね。
以上が山田哲人はなぜ神なのか、という考察になります。抽象的な話が多くなりすみません。これからまた気づいたことがあれば具体的に書いていこうと思います!
実は今年の山田哲人にはちょっと物足りなさを感じていました。もちろん3回目のトリプルスリーは異次元ですが、今年は40-40を期待してましたから、先日40-40を初めて公言した時は震えました。彼はトリプルスリーも2015年に有言実行しています。今のNPBで40-40を達成できるなら彼しかいません。彼なら40-40というプロ野球の夢を来年必ず見せてくれるはずです。
最後に長文となってしまいましたが、一読していただいたみなさんありがとうございます!これからもっと上手に書けるよう頑張ります!